もぐらの趣味部屋

管理人は多趣味な学生です (英語, 珈琲, 酒, 温泉, 写真, etc...)

かつて和訳書庫だった部屋を改装。
数多の趣味の一つである珈琲の記録をメインに更新していきます。

もぐら珈琲録 #23(ホンジュラス/ベトナム/ウガンダ/インドネシア/エチオピア)


#1で基本的な方針や経緯について書いています。


  


<2023年10月~11月>


🇭🇳 ホンジュラス エル・ロブラル農園 ナチュラル


地域:コマヤグア県サンセバスチャン,
ラ・ペニータ
生産者:エル・ロブラル農園
精製方法:Natural
品種:Catuai
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:NelCafe MilesTone 天竜珈琲焙煎所(静岡/浜松市天竜区)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★★★☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3ゆっくり、後半2/3早め)
その他:メッシュ3.5、20g/250cc


ホンジュラスのナチュラル精製の豆を手に入れた、たぶん初めて。天竜の山奥にて。


梅や李を思わせる引き締まりながらも甘い酸がジューシーで、発酵感やお酒感をともなったレーズンのような果実味もしっかり。


カカオ系のほろ苦さも際立っていて、結構コントラストの強いストロングな味わい。


淹れ方によっては容易にネガティブな味わいになってしまって、クリーンに入れるのが大変。正解は未だわからず。


結果的にあまり好みな焙煎・豆じゃなかったかもな、、、



🇻🇳 ベトナム 未来農園 ファインロブスタ ワイニーナチュラル


地域:ラムドン省バオロク市
生産者:未来農園
精製方法:Natural(Winy)
品種:Robusta (138種)(Canephora系)
Roast:City(中煎り)
Roaster:Saladday coffee(東京/秋葉原)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:スリーフォードリッパー
温度:90℃
速度:普通(前半1/3ゆっくり、後半2/3早め)
その他:やや攪拌、メッシュ3.5、20g/250c


話題のベトナム未来農園、ファインロブスタのナチュラル。


ロブスタとは思えないクリーンな味わい。相変わらず麦茶や大豆を思わせる穀物らしさはあるが、複雑さが控えめ。


ナチュラル製法の発酵感と甘さが加わり、苺の果実味や、冷めてくるとラズベリーの果実味がチョコレートの甘さに包まれる。


フランボワーズチョコレート。



(Only Roasterさんの記事)


🇺🇬 ウガンダ マウントエルゴン ティピカ AA 有機


エリア:ムバレ県ブギス地区マウントエルゴン麓周辺
生産者:小農家
精製方法:Fully Washed
品種:Typica
Roastd:Full City(中深煎り)
Roaster:鳥仙珈琲(静岡/葵区)


苦味  ★★★★☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★☆☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92℃
速度:普通(前半1/3ゆっくり、後半2/3早め)


今クロップのウガンダを手に入れた。


今クロップも相変わらずナッツ感や香ばしさが心地よく、甘さが前面にでた飲みやすい豆。苦味が刺激にならないのは鳥仙珈琲のおかげ。


去年と比べるとややボディが軽くなって、口当たりがすっきりしたかな。去年のねっとりしたやつも美味しかったけど、これもガブ飲みできるタイプで朝にいい。


あと香りも立っている気がする。こんなにローストナッツ感あったかな。面白い。



🇮🇩 インドネシア "マンデリン" オナンガジャン


地域:北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン
生産者:小農家
精製方法:Semi Washed(Sumatran Process)
品種:Onang Gajang(Typica系)
Roast:Full City(深煎り)
Roaster:石かわ珈琲(神奈川/北鎌倉)


苦味  ★★★★☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★★☆
香り  ★★☆☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:88℃
速度:普通(前半1/3ゆっくり、後半2/3早め)
その他:メッシュ3.5、20g/250cc


オナンガジャンのみで構成されるマンデリンを手に入れた。面白い。


今まで飲んだマンデリンと比べてとても甘い。


それでいてマンデリン独特の、口に含んだときのハーブのような、土のような香りも柔らかく、口当たりがまろやか。ミルクチョコレートのボディの奥に、シトラス系やトロピカルな酸もある。アフターには麦茶感。


カップからの香りはそこまで強くなく、味がしっかりしている印象。このまろやかさ、甘さはTypica品種を感じる。


口当たりはまろやかなのにボディと苦さはしっかり感じられて不思議な感覚。
久しぶりに良いマンデリンを手に入れた、、、うまし。


🇪🇹 エチオピア "モカ アルシ ヴェルベティ"


地域:West Arsi(Zone)ネンセボ(Woreda)レフィサ(Kebele)
生産者:小農家
精製方法:Natural
品種:Heirloom(原生種)
Roast:Full City(中深煎り)※焙煎度8
Roaster:やなか珈琲


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★★☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:88℃
速度:普通(前半1/3ゆっくり、後半2/3早め)


とても珍しいWest Arsiゾーンの豆を手に入れた。
やなか珈琲はたまにこういう変なやつを置くから結局買ってしまう。


ガス式で一気に焼き上げるから、どうしてもそとはこんがり、中は生焼けのことが多くて、豆と焙煎度の組み合わせ次第のガチャ。


今回は焙煎度8にしてみた。耐え。


ラズベリー系の明るい果実味とシトラスとも捉えられそうな果実味のどっちつかずな味わい。
意外と苦さがたっていて、柑橘の皮という表現がいいかもしれない。香りがメロンっぽいかも(?)


冷めてくると2つの果実味の境界が曖昧になってきて、変わった果実味が出てきた気がする。これがやなかの言うメロンなのか、、、?


言われてみればだけど、これを最初メロンだって思った人はどういう味覚をしてるんだか笑



×

非ログインユーザーとして返信する