もぐらの趣味部屋

管理人は多趣味な学生です (英語, 珈琲, 酒, 温泉, 写真, etc...)

かつて和訳書庫だった部屋を改装。
数多の趣味の一つである珈琲の記録をメインに更新していきます。

もぐら珈琲録 #18(エチオピア/タイ/パナマ/イエメン/マラウィ)


#1で基本的な方針や経緯について書いています。


  


<2023年8月


🇪🇹 エチオピア カッファ G1 デバクル農園 ナチュラル


地域:ジンマ(Zone)リム・コサ(Woreda)イェチェ エルフェタ(Kebele)
生産者:デバクル農園
精製方法:Natural
品種:Heirloom
Roast:City(中深煎り)
Roaster:中珈琲(東京/町田)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:スリーフォードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:メッシュ4.0、5湯、30g/300cc、やや攪拌


ジンマゾーンの豆だがカッファとして流通している。
昔はジンマもカッファも区別されていなかった名残かな。(今もか)


ラズベリーのような果実味、カシスのような酸と、全体的に暗く鮮やかな赤を彷彿とさせる面白いエチオピア。チョコレート系のボディに包まれている感じ。


去年飲んだニカラグア ラグーナ農園のナチュラルを思い出す。もう少し暗くした感じかな。


エチオピアにもこういうタイプがあるんだな、、、いい発見だ。




🇹🇭 タイ チェンライ ドイパンコン ナチュラル


地域:チェンライ地区
生産者:小農家(ドイパンコン所属)
精製方法:Natural
品種:Catuai, Typica, Chiang Mai(Bourbon)
Roast:City(中煎り)
Roaster:Satie coffee(広島/尾道)


苦味  ★☆☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★★☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:やや早め(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:泡は落としすぎない、20g/250cc


Satie coffeeのタイ チェンライ ドイパンコン ナチュラルもついに買ってみた。


今年の4月に横浜の双実堂のものを頂いたのがドイパンコンナチュラルとの出会い。


エチオピアや他のアフリカ系ナチュラルとはまた別種の、ワイニーで美味しい珈琲。


口に含む前になんとなくハーブのような香り、口に含むと甘く、明るい洋酒感。


酸は柑橘寄りかな。杏子という表現になるかも。


中煎りながらボディも感じられて非常に好み。



🇵🇦 パナマ バホモノ農園 Washed


地域:チリキ県 ボケテ地区 アルトキエル
生産者:バホモノ農園
精製方法:Fully Washed
品種:Catuai, Caturra
Roast:City(中深煎り)
Roaster:Mocha Bear Coffee(東京/玉川学園)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★☆☆☆
ボディ ★★☆☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通
その他:メッシュ4.0、20g/200cc、泡は落としすぎない


パナマのwashedも飲んでみることに。
玉川学園のイエメンコーヒーをメインに扱うMocha Bear Coffeeさんでイスマイリと一緒に購入。


バホモノ農園は比較的新しい農園で、珈琲の木もまだ若いらしい。


パナマのテロワールは林檎系の酸味らしく、まさしくそれがよく現れた味わい。


Cityくらいの煎りだけど香ばしさがあり、ナッツ系のニュアンスが飲みやすい。くるみとかヘーゼルナッツとか、甘さがそこまで無いタイプのナッツ感。


🇾🇪 イエメン モカ イスマイリ


地域:バニー・イスマイル村
生産者:小農家
精製方法:Natural
品種:Buraa'i(原生種)
Roast:French(深煎り)
Roaster:Mocha Bear Coffee(東京/玉川学園)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★☆☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:スリーフォードリッパー
温度:87℃ (前半1/3じっくり→後半2/3速く)
速度:普通(1/3ずつ速度変えず均等に)


玉川学園Mocha Bear Coffeeの本領、イエメンコーヒーからバニーイスマイル村のものをセレクト。


アラビアンセレクションやイブラヒムモカというブランドで流通しているイスマイル産のイエメンモカ。


Satie coffeeさんやsonoda coffeeさん、ダフニさんなどで扱われているものを飲んできたが、今回のイスマイリはまた少し個性が異なる感じ。


スパイシーで枯れた感じで、甘いところはイエメンらしいが、今回は少し、何か果実酒のようなニュアンスを感じる。


フレンチくらいまで火が入っているようにも見えるけど、燻製感やとろっとしている感じは少なく、軽くて果実味を感じられる気がする。


燻製感が少ないのは手回し直火じゃないからかな。火の加え方で果実味の強さが変わるのかな。それとも、同じバニーイスマイルでも絶妙にテロワールが異なるのかな。奥が深い。



🇲🇼 マラウィ ミスク チノンゴ AA


地域:北部州ミスク地区チノンゴ村
生産者:小農家
精製方法:Fully Washed
品種:Geisha, S Agaro(Geisha系), Nyika(Catimor), Mundo Novo
Roast:French(深煎り)
Roaster:自家焙煎珈琲屋 百珈 -もか-(静岡/掛川)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★☆☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:スリーフォードリッパー
温度:87℃
速度:普通(1/3ずつ速度変えず均等に)
その他:泡は落としすぎない、20g/350cc


久しぶりに百珈にマラウィが入荷していたのでリピート。クロップが切り替わった。


今クロップはよりブドウやカシス系、黒寄りの爽やかな果実味がしっかり感じられて、より好みの味に。


ボディはそこまで重くないけどカカオってぽいかな。そこまで甘さが強いわけではない。


冷めてくると香ばしさも出てきた。


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