もぐらの趣味部屋

管理人は多趣味な学生です (英語, 珈琲, 酒, 温泉, 写真, etc...)

かつて和訳書庫だった部屋を改装。
数多の趣味の一つである珈琲の記録をメインに更新していきます。

もぐら珈琲録 #5(グアテマラ/ニカラグア/インド/ブラジル)


#1 で基本事項や経緯について書いています。


  


<2022年10月~2022年11月>


🇬🇹 グアテマラ アルト・デ・メディナ農園 ナチュラル "レディ・バッカス"


地域:アンティグア地区
生産者:アルト・デ・メディナ農園
精製方法:Natural
品種:Bourbon
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:red-clover(東京/三軒茶屋)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:90℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


マスターがニカラグアに農園を所有しているred-cloverというロースターで入手。


生産者がダイレクトに経営しているロースターは初めて。近所付き合いとして生豆を買うから56種類にまで膨れ上がってしまったらしい(絞ってこれらしい)。


洋酒のような香りとブルボンの柑橘っぽい果実味が合わさって、エルサルバドル サンタロサ農園のナチュラルのやつみたいなトロピカルな印象。


こっちはちょっと甘味が強い傾向。
パイナップルっぽい?


🇳🇮 ニカラグア モンテクリスト農園 ブルボンアマリージョ "ピュアゴールド"


地域:マドリス県サン・ファン・デル・リオ・ココ
生産者:モンテクリスト農園
精製方法:Fully Washed
品種:Yellow Bourbon(Bourbon amarillo)
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:red-clover(東京/三軒茶屋)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★☆☆☆
香り  ★★☆☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


red cloverのマスターのモンテクリスト農園のニカラグア。ニカラグアでは珍しいイエローブルボン(アマリージョ)100%のものらしい。


レモンのような柑橘系の果実味と苦味のバランスがいい。


ボディは軽くも重くもなく、飲みやすい柔らかい口当たり。


もっと深煎りのやつも試してみたい。



🇧🇷 ブラジル ボンジャルディン農園 アマレロブルボン


地域:ミナスジェライス州ボンスセッソ
生産者:ボンジャルディン農園
精製方法:Pulped Natural
品種:Yellow Bourbon(Amarillo Borbon)
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:ROSSi Roastery and Cafe(静岡/静岡市葵区人宿町)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★☆☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92
速度:やや遅め(1/3ずつ均等に速度変えず)


香ばしさ、甘さ、クリーンさ全てが好みにドンピシャのブラジルコーヒー。


ペアリングなしで飲んだ時のナッツ感が既に強烈だが、チョコレートやチーズ系のコクのあるスイーツと合わせた時に珈琲とは思えないナッツが押し寄せる。


気分によらず、いつも大好きな珈琲の1つ。



(公式Instagram)



(人宿町 人情通り 公式サイトの紹介)


🇮🇳 インド モンスーン AA マラバール


地域:マラバール海岸付近
生産者:小農家
精製方法:Fully Washed(Monsooning Process)
品種:SL9(Heirloom-Hybrid Timor系)
           Cauvery(Caturra-Hybrid Timor系)
           S795 (Jember)(Liberica-Arabica系)
Roast:French(深煎り)
Roaster:自家焙煎珈琲屋 百珈 -もか-(静岡/掛川)


苦味  ★★★★☆
酸味  ★☆☆☆☆
果実味 ☆☆☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:スリーフォードリッパー
温度:83℃
速度:普通(1/3ずつ均等に速度変えず)


インドは変わった(ゲテモノ)珈琲が多い。


これは収穫後にコーヒーチェリーの状態で、マラバール海岸の倉庫で3〜4ヶ月間モンスーンに晒される。


酸味はなく独特な漢方のようなハーブ感、スパイシー感、強い苦味で唯一無二のテイスト。


インドネシアのマンデリンもハーブ感が特徴的だが、それよりも更に重厚で複雑。



🇧🇷 ブラジル ボンジャルディン農園 アマレロブルボン アナエロビック


エリア:ミナスジェライス州ボンスセッソ
生産者:ボンジャルディン農園
精製方法:Natural(Anaerobic Fermentation)
品種:Yellow Bourbon
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:Freshness Coffee Roaster(神奈川/相模原)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★☆☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:83℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


前のアマレロブルボンと同じ農園が生産している精製方法が異なるもの。


前のはPluped Natural、今回はAnaerobic Farmentation。


Pulped Naturalはブラジルらしくナッツ全開だったが、今回は華やかかつチョコレートのようなテイスト。


香りがチョコレートなのは珍しいかも。
ジャスミンのような香りも。


ボディはしっかりしていて甘味はやはりチョコレートのよう。ナッツ感はあまりない。


柑橘系の果実味も主張。


こういうアマレロブルボンもあるのか。


×

非ログインユーザーとして返信する