もぐらの趣味部屋

管理人は多趣味な学生です (英語, 珈琲, 酒, 温泉, 写真, etc...)

かつて和訳書庫だった部屋を改装。
数多の趣味の一つである珈琲の記録をメインに更新していきます。

もぐら珈琲録 #4(タイ/ブルンジ/エルサルバドル/イエメン)


#1で基本事項や経緯について書いています。


  


<2022年9月~2022年10月>


🇹🇭 タイ チェンライ ドイパンコン ケニアプロセス


地域:チェンライ地区
生産者:小農家(ドイパンコンに所属)
精製方法:Fully Washed(Kenya Process)
品種:Typica
   Catuai(Bourbon系)
   Chiang Mai(Bourbon系)
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:パイオニアコーヒー工房(神奈川/厚木)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★☆☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:やや遅め普通(1/3ずつ均等に速度変えず)


とにかくクリーンな味。
フルシティなのでボディはそれなりにあるが、著しく明るい&軽い。


後味もすっきりしていて表現が難しいが、キャラメルっぽいような(?)


香りはナッツ系でアーモンドっぽい(?)
苦味は控えめでどちらかというと酸味と甘味が際立つ。
たぶん林檎系。いろいろ表現が難しい。


タイのドイパンコンはNaturalも出しているみたいだから個性派はこっちかな。
探してみよう。



🇧🇮 ブルンジ


地域:(不明)
生産者:小農家
精製方法:Fully Washed
品種:不明
Roast:City(中深煎り)
Roaster:ダフニ(東京/三田)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★☆☆☆
香り  ★★☆☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


これもまた雑味がない(?)というか、輪郭が明瞭な味だ…どうしてこうなる…??
特徴がないとオーナーは仰っているが…それが特徴では?


香りは強くないけど、ブドウやブルーベリー的な果実感。
基本的にとても珈琲らしい味だが、柔らかく華やか。


珈琲と紅茶の中間。きっと誰でも飲める。



🇸🇻 エルサルバドル サンタロサ農園 パカマラ
地域:チャラテナンゴ地区
生産者:サンタロサ農園
精製方法:Natural
品種:Pacamara
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:珈琲生活館(東京/八王子)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★★★☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:90℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


エルサルバドルのサンタロサ農園が生産しているNatural製法の珈琲豆。


苦味酸味のバランスがとても良く、苦味はキレがあり、果実味はどこか南国、トロピカルを感じる。


パッションフルーツや白ワインのような香りも。発酵感がいい。


ここまで色んな要素を感じる複雑な味なのに、ちゃんと美味しい豆は魅力的。



🇾🇪 イエメン モカ ハラズ "シャムス"


エリア:サナア州マナーカ 西ハラズ地区
生産者:小農家
精製方法:Natural
品種:Dawairi, Udaini(イエメン在来種)
   Jadi(Typica)
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:珈琲生活館(東京/八王子)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:90℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


特筆して香りと後味が甘い。カップに注いだ時が幸せ。
ナッツやチョコレートのような余韻。


加えて独特の香ばしいような、スパイシーな匂いも香ってくる。


フルシティまで火が入っているため酸味は落ち着いているが、柑橘らしい果実味が若干残っているからか、味全体の印象として丸く明るい。


イエメンは品質があまり優れていない場合多いが(欠点豆の割合が高い、石などの混入など)、このクロップは品質が高く、鮮度も素晴らしいものだそう。
実際、欠点豆はほとんど見当たらなかった。


美味しいイエメンを丁度探していたからとても満足。リピかなー。


(画像出典:自家焙煎・ネルドリップ珈琲-星霜珈琲店 公式ブログ)


🇸🇻 エルサルバドル カフェノル ポルティージョ アナエロビック


地域:サンタアナ地区
生産者:小農家 Mario Velienteさん(カフェノル "CaféNor" に所属)
精製方法:Natural(Anaerobic Fermentation)
品種:Portillo(Pacas:Bourbon系)
Roast:High(中浅煎り)
Roaster:マルハチ珈琲焙煎舎(福岡/福岡)


苦味  ★☆☆☆☆
酸味  ★★★☆☆
果実味 ★★★★☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★☆☆☆☆
香り  ★★★★☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:93℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:メッシュはやや細挽き(Kalita Nice Cut 3.0)


かなりマニアックなエルサルバドルの豆。


ベリー系の果実味だがかなり明るく爽やか。
近いのはサクランボかな?


アナエロならではの独特な発酵感によりラム酒的なニュアンスもある。



(Only Roasterの紹介記事)

×

非ログインユーザーとして返信する