趣味の珈琲についての個人的な記録を共有することにしました。
美味しいお店や珈琲豆の情報があるかもです。

もともと味を言語で表現する練習のために始めたものなので、間違っている部分や拙い部分もあるかと思いますが、暖かく見守ってくださると幸いです。

中深煎り～深煎り（City～Full City～French Roast）が好みなので、そのあたり中心です。

＜基本的な抽出方法/方針＞

［使用ドリッパー］

CAFEC フラワードリッパー（陶器製）

CAFEC スリーフォードリッパー（陶器製）

［使用フィルター］

CAFEC アバカフィルター

［温度］

90℃を基準に87℃~93℃

［時間］

蒸らし30~40秒、抽出2分30秒前後

※温度によって変えます

基本的な豆/抽出量の比率：20g/250cc

注ぎ方：蒸らし込み5湯

蒸らし20c→c2湯80cc→3湯50cc→4湯50cc→5湯50cc

※求める濃度や風味によって泡の落とし加減を変えます。たまに4湯でやることもあります。

［メッシュ (挽き目)］

Kalita Nice Cut Gで3.5 or 4.0

TIMEMORE C2で21or22クリック

［その他］

泡の落とし加減や注ぐ荒さ、撹拌加減などで苦味・渋みなどを調節。泡については浅煎りは落とし切りが基本です。

＜焙煎度合いについて＞
もぐら珈琲録では色だけでなく、お店の表現、味とオイルの出方も参考にしつつ、以下の表に従って決めています。

　　

（画像出典：CAFY CAFY ーていねいに生きる -珈琲と本と映画-）

　　

＜2022年7月～2022年9月＞

🇵🇬 パプアニューギニア コルブラン農園

地域：東ハイランド県カイナンツ市10キロ南方エリア
生産：コルブラン農園
精製方法：Fully Washed
品種：Arusha（Typica系）
　　　Bourbonなど
Roast：Full City（中深煎り）
Roaster：珈琲生活館（東京/八王子）

苦味　　★★★☆☆
酸味　　★★☆☆☆
果実味　★☆☆☆☆
甘味　　★★★☆☆
ボディ　★★★☆☆
香り　　★★☆☆☆

［抽出方針］
Dripper：フラワードリッパー
温度：90℃
速度：普通（前半1/3じっくり→後半2/3速く）

基本的には後味はスッキリしていてクリアな飲み口。
甘味がかなり前に出ていて、比較的深めの焙煎だが90℃抽出でも味が尖り過ぎず、かなり飲みやすい。
香りも甘く香ばしい。

🇧🇷 ブラジル ドゥアスポンチス農園 ピーベリー

地域：セラード地区
生産：ドゥアスポンチス農園
精製方法：Semi-Washed（Pulped Natural）
品種：Bourbon（Peaberry）
Roast：French（深煎り）
Roaster：珈琲生活館（東京/八王子）

苦味　　★★★★☆
酸味　　★☆☆☆☆
果実味　★☆☆☆☆
甘味　　★★★★☆
ボディ　★★★☆☆
香り　　★★★☆☆

［抽出方針］
Dripper：フラワードリッパー
温度：87℃
速度：普通（前半1/3じっくり→後半2/3速く）

かなり柔らかい飲み口。
甘味が強く、チョコレートのようなフレーバーを感じる。
香りもローストナッツ系で香ばしい。

🇨🇳 中国 "飛鶏" 双重日晒

地域：雲南省 南嶺地区
生産者：小農家
精製方法：Natural（Double Fermentation）
品種：Catimor（Canephora-Alabica系）など
Roast：French（深煎り）
Roaster：LiLo Coffee Roasters（大阪/心斎橋）

苦味　　★★★☆☆
酸味　　★★★☆☆
果実味　★★☆☆☆
甘味　　★★☆☆☆
ボディ　★★★☆☆
香り　　★★★★☆

［抽出方針］
Dripper：フラワードリッパー
温度：92℃
速度：普通（前半1/3じっくり→後半2/3速く）
その他：泡はあまり落とさない

飛鶏はフェイジーと読むらしい。
双重日晒とはDouble Fermentation（二重発酵）のことで、プーアル茶の加工法を応用したものらしい。2回発酵させるからか、他の豆では感じられない独特な発酵香を体験できる。

洋酒のような重厚な香りといえば綺麗な表現だが、実際は中華料理屋のダクトから香る、
醤系の酸っぱいような、おいしそうな？香りに近いような。

ベリー系の果実味もやや感じる。

🇪🇹 エチオピア "イルガチェフモカ"

地域：イルガチェフェ地区
生産者：小農家
精製方法：Fully Washed
品種：不明（Heirloom系）
Roast：Full City（中深煎り）
Roaster：Daphe ダフニ（東京/三田）

苦味　　★★☆☆☆
酸味　　★★☆☆☆
果実味　★★☆☆☆
甘味　　★★★☆☆
ボディ　★★★☆☆
香り　　★★★★☆

［抽出方針］
Dripper：フラワードリッパー
温度：90℃
速度：普通（前半1/3じっくり→後半2/3速く）
その他：豆を少し多めに

まさしく "アールグレイの香り"
ここまで香り高い焙煎は初めての経験。

苦味も酸味も抑えられ、かなり柔らかい味わいになっている。
とにかくアールグレイ香が凄まじい。

異次元の味作り。ダフニやばい。

🇲🇽 メキシコ マヤビニック 有機

地域：チアパス州
生産者：小農家（マヤビニック協同組合に所属する）
精製方法：Fully Washed
品種：Typica
　　　Bourbon
　　　Catimor（Canephora-Arabica系）など
Roast：Full City（中深煎り）
Roaster：鳥仙珈琲（静岡/静岡市葵区瀬名）

苦味　　★★★☆☆
酸味　　★★★☆☆
果実味　★★☆☆☆
甘味　　★★★★☆
ボディ　★★★☆☆
香り　　★★★☆☆

［抽出方針］
Dripper：フラワードリッパー
温度：90℃
速度：普通（前半1/3じっくり→後半2/3速く）

マヤ系先住民族による有機栽培の珈琲豆。
甘さと、上品で柔らかい酸味が特徴的。
鳥仙珈琲の香ばしい焙煎がマッチしている。