もぐらの趣味部屋

管理人は多趣味な学生です (英語, 珈琲, 酒, 温泉, 写真, etc...)

かつて和訳書庫だった部屋を改装。
数多の趣味の一つである珈琲の記録をメインに更新していきます。

もぐら珈琲録 #29(グアテマラ/コスタリカ/エチオピア/ホンジュラス/ルワンダ)


#1で基本的な方針や経緯について書いています。


  


<2024年1月~2月>


🇬🇹 グアテマラ エルインヘルト農園 マグノリア区画 ナチュラル


地域:ウエウエテナンゴ地区 ラ・リベルタ
生産者:エル・インヘルト農園(マグノリア区画)
精製方法:Natural
品種: Catuai
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:Satie coffee(広島/尾道)


苦味  ★★★★☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★★☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)


ずっと気になっていたエルインヘルト農園のナチュラルをSatie coffeeが扱っていたので買ってしまった。


オレンジのような柑橘の酸を感じる一方で香りや甘さはストロベリーのよう。面白い。


しっかりとしたグアテマラらしいカカオ感と発酵した感じがスタウトビールを彷彿とさせる。


なかなかにクセモノなグアテマラだったけど、たまにはいいかもね。


🇨🇷 コスタリカ アグリビッド オレンジティピカ ハニー


地域:タラス地区 ラ・ヴィオレタ・デ・フライレス
生産者:アグリビッド・マイクロミル(代表アンドレス ヌニェスさん)
精製方法:Semi-Washed(Honey)
品種:Orange Typica
Roast:Full City(中煎り)
Roaster:Satie coffee(広島/尾道)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★★☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通


Satie coffeeさんのコスタリカ。
これは美味い!


ピーチや洋梨を思わせる甘さの中にオレンジを思わせる柑橘の酸が心地よい。


口当たりはなめらかでカカオ感も感じられる。アフターにはオレンジピール感が続いて、複雑かつエレガントな味わいに感動。


https://satiecoffee.stores.jp/


🇪🇹 エチオピア イルガチェフェ G1 サカロ


地域:ゲデオ(Zone)ゲデブ(Woreda)ウォルカ(Kebele)サカロ村
生産者:小農家(ウォルカ・サカロW.S付近)
精製方法:Fully Washed
品種:Heirloom
Roast:City(中深煎り)
Roaster:ナカヤマコーヒーストア(静岡/藤枝)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:90℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:メッシュ3.5、20g/250cc


藤枝の老舗ロースター "ナカヤマコーヒーストア" に初上陸。市役所前の苑さん夫婦のご子息だそう。


今回はサカロのWashedを購入。Naturalは強烈な果実味と芳香が印象深かった。


衝撃の美味さ。これは静岡でも屈指ではなかろうか。


ジャスミンやアールグレイを思わせる華やかな香りに、柑橘の酸、ピーチの果実味を柔らかく感じる。ブラウンシュガーのような優しい甘さがアフターに残り紅茶のよう。


これは誰でも飲めそうだな、、、
久しぶりにイルガチェフェWashedで感動した。



🇭🇳 ホンジュラス テパングアレ農園 アナエロビック


地域:ラパス県テパングアレ
生産者:テパングアレ農園
精製方法:Semi-Washed(Honey, Anaerobic Fermentation)
品種:Bourbon
Roast:Full City(中煎り)
Roaster:ナカヤマコーヒーストア(静岡/藤枝)


苦味  ★★☆☆☆
酸味  ★☆☆☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味  ★★★★☆
ボディ ★★★★☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:93℃
速度:やや早め


ナカヤマコーヒーストアでホンジュラスのアナエロビックハニーという珍しい代物も手に入れた。


アナエロビックときいて身構えたが意外にもクリーンな味わい。美味しいぞ。


ザクロやラズベリー、カシスのような赤から紫、黒に近い、ビビッドながら暗い果実味を複雑に感じる。複雑ながらしっかりクリーンで、これはナカヤマコーヒーストアの焙煎のセンスもあるかもしれない。


アフターにかけてカカオ感が顔を出してくる。これはホンジュラスらしいな。
気のせいか薔薇のような香りもあるかも、面白い。


🇷🇼 ルワンダ "スカイヒル" コプロカCWS


地域:ニャマシャケ地区
生産者:小農家(コプロカCWS付近1000世帯)
精製方法:Fully Washed
品種:Bourbon
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:神田 伯剌西爾(神保町)


苦味  ★★★☆☆
酸味  ★☆☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味  ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り  ★★★☆☆


[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92℃
速度:やや早め
その他:メッシュ3.5、20g/250cc、5湯、最後の1湯は泡を落とさない


ロッシの今月の珈琲定番のルワンダ "スカイヒル" を改めて。


ロッシの焙煎はやっぱりドンピシャよね。
苦くも酸っぱくもない、かといってシャバっともしていなく個性が出るラインを突いている。


黒糖を思わせる甘さに、やや焦がしたようなニュアンスがある。


比較的軽いボディの中にはスパイシーな味わいと(柑橘の酸の延長線とも捉えられそう)、ブドウやカシスを思わせる果実味が、甘さに包まれて感じられる。

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