もぐら珈琲録 #30(ペルー/ウガンダ/ドミニカ/インドネシア/タンザニア)
#1で基本的な方針や経緯について書いています。

<2024年2月~3月>
🇵🇪 ペルー トゥンキ イナンバリ農協
地域:プーノ県サンディア アルト・イナンバリ
生産者:小農家(イナンバリ農協に所属する)
精製方法:Fully Washed
品種: Caturra, Typica 他
Roast:City(中深煎り)
Roaster:いつか珈琲屋(神奈川/平塚)
苦味 ★★★★☆
酸味 ★☆☆☆☆
果実味 ★☆☆☆☆
甘味 ★★★★☆
ボディ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:メッシュ3.5、20g/250cc、泡落とし気味
いつか珈琲屋のペルーもいってみた。
試飲で衝撃的なシトラスとはちみつに魅了。
しかし家で淹れたらその味が出ない!
いや出るには出るんだけど、味同士の分離具合がボヤッとしているというか解像度が低いというか。久々に挫折した、、、なんでだろう。
ライムを思わせる柑橘系の酸と香りを、はちみつやブラウンシュガーのような柔らかい甘さが包んでアフターまで残る感じ。
この酸と果実味と甘さが全部ドーン!みたいな味で凄かったんだけどな。精進します。
🇺🇬 ウガンダ ルヴェンソリ ナチュラル "アフリカンムーン JACKAL"
地域:ルウェンゾリ山東麓カセセ市近郊キシンガ
生産者:小農家(キシンガCWS付近)
精製方法:Natural
品種:Nyasa, Bugis(Arabica系), SL28, SL34, SL14
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:CRUISE TOWN COFFEE ROASTERS(神奈川/茅ヶ崎)
苦味 ★★★★☆
酸味 ★★☆☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味 ★★★☆☆
ボディ ★★★☆☆
香り ★★★☆☆
[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:メッシュ3.5、20g/250
平塚のいつか珈琲屋でペルーを買ったあと海を観光しつつ茅ヶ崎のCRUISE TOWN COFFEE ROASTERSに行ってみた。
オンラインストアを覗いたらウガンダのナチュラルが置いてあって、ずっと気になっていたからこの機会にと思い訪問。
香りと最初に感じる味わいはマカダミアナッツを思わせる癖のあるナッツ感。
その後、ドライフルーツのようなやや彩度の低いものの甘い果実味がやってきてアフターにまで伸びていき、最後はお酒感が残る。
水洗式が伝統の生産国は、発酵しすぎて醤油や味噌みたいな味がするものもある中、このナチュラルは比較的おとなしめで美味しい。
ナチュラル精製のナッツの出方がブラジルに似たものを感じる。これはありかな。
https://cruisetown-coffee.com/
🇩🇲 ドミニカ リリオス農園 ナチュラル
地域:バラホナ バルオコ東部
生産者:リリオス農園を中心としたバルオコ周辺の小規模農家
精製方法:Natural
品種:Typica, Caturra
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:Tsukikoya Specialty Coffee Roaster
苦味 ★★☆☆☆
酸味 ★★★☆☆
果実味 ★★★☆☆
甘味 ★★★☆☆
ボディ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
その他:泡落とし気味
横浜中華街にあるTsukikoya Specialty Coffee Roasterさんに行ってみた。
10種類はあったかな。全て飲み比べし放題で贅沢なお店だった。
選んだのはドミニカNのCity Roast
ドミニカ自体自分で買って淹れるのは初めてな気がするし、ナチュラルも珍しい。
ベリー系の果実味(ラズベリーに近いかな)に、マカダミアナッツやカカオを思わせる穀物感を感じる。
苦さより酸が若干主張しているが、なめらかな質感で心地よい。全体として口当たり柔らかいね。
どちらかというとゲテモノの類になるだろうけど、その中でも飲みやすい方だった。これなら毎日飲める範疇だと思う。
🇮🇩 インドネシア "クイーンスマトラ マンデリン" S18
地域:スマトラ島 北スマトラ リントン地区(トバ湖周辺)
生産者:小農家
精製方法:Semi-Washed(Sumatran Process)
品種:Typica, Catimor
Roast:French(深煎り)
Roaster:やまびより珈琲(埼玉/飯能)
苦味 ★★★★☆
酸味 ★☆☆☆☆
果実味 ★☆☆☆☆
甘味 ★★★★☆
ボディ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:87℃
速度:普通(前半1/3じっくり→後半2/3速く)
中華そば四つ葉の帰りに寄った飯能の隠れ家ロースター。山好きのご夫婦が千葉から移り住んで営業されているとのこと。
ブレンド主体のラインナップの中から選んだのはクイーンスマトラという銘柄のマンデリン。
甘さに振っているタイプの好きなマンデリンだ。苦さの切れがよく、切れの後から甘さがくるタイプの、ビールでいうIPAみたいな味わいのマンデリンではなく、そもそも苦さが強くなくて、甘さが柔らかく口の中に広がるタイプのマンデリン。これは好き。
Semi-Washedという表記になっているけれど、俗にいうスマトラ式は広義のSemi-Washedだからこれも多分スマトラ式な気がするな。味わいがちゃんと大地。
🇹🇿 タンザニア ムベヤ イエンガ農協
地域:ソングウェ州ムボジ
生産者:小農家(イエンガ農業協同組合に所属する)
精製方法:Fully Washed
品種:Bourbon, Kent
Roast:Full City(中深煎り)
Roaster:BEYOND COFFEE ROASTERS(兵庫/三宮)
苦味 ★★★☆☆
酸味 ★★★☆☆
果実味 ★★☆☆☆
甘味 ★★★☆☆
ボディ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
[抽出方針]
Dripper:フラワードリッパー
温度:92℃
速度:やや早め
MEGA VEGASに来たなら行くしかないでしょう。BEYOND COFFEE ROASTERSを巡礼。今回はいろいろお話ししてくれて、まさかの東京に移転説の話まで聴けて面白かった。アツい。
買ったのはタンザニア。
黒糖のようなボディのある甘さの中に、グレープフルーツや柑橘の皮を思わせる軽い苦さと、柑橘の酸を感じる。ほんのりブドウの果実味のニュアンスもあるかも。口当たりはまろやか。含み香はどこかスパイシーで、アフターにかけて消えていく繊細な味わい。
美味しいし、少し変わったタンザニアで楽しめた。